午前中ボストンからNYCへ、アムトラックのアセラエクスプレスで三時間半。
マンハッタンのペンステーションに到着してすぐに、メトロポリタン美術館を見学。辞書のように巨大な美術館で何を見るか選択するのはとても難しい。
※この日の写真日記は下記より
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/d2687cf500a6c6d4a73c8475f8d797a3★ボストンのガイドさんからのアドバイスで見に行った、サージェントの画いた「マダムX(エックス)」は印象的な作品だった。
ルイジアナ生まれのヴェルジネ・アメリエは、その美貌でパリの社交界で人気を得てマダム・ピエール・ガトロウとなる。
当時は自分の魅力でパリの貴族社会に入っていく新大陸からの女性たちがけっこう居たようで、彼女はその代表なのだそうだ。
この魅力的な肖像はしかし、サロンによってあまりに「品がない」とされ、肩ヒモの位置を描きなおすことになってしまった。写真は左右で「ビフォーとアフター」であります。