午前ミュンヘン観光。
午後からアウグスブルグを一時間ほど見学してニュルンベルグへの一日。
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アウグスブルグへ来たのは数年ぶり。二十年ぐらい前はロマンチック街道ツアーでよく立ち寄っていたのだが、近頃はご無沙汰だ。

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ここまでいくつもクリスマス市を見学してきて、同じツアーのメンバーでも反応は二つに分かれてくる。つまり、「もっとクリスマス市を見たい！」という方々と、「クリスマス市はどこも一緒だから街をみたい」と思う方々と。

後者の方々へ向けて、アウグスブルグならではの場所「フッゲライ」まで道案内。

この町に今も続く豪商・現在銀行家のフッガー家。1519年にその当主だったヤコブ・フッガーが建てた一般住民用の住宅が「フッゲライ」である。

ここの家賃は今でも志をついで、年間で一ユーロもとらない。しかし、そのかわり？「創立者の為に毎日祈ること」という入居条件がついている。

ヤコブ・フッガーはこうして、何百年にもわたり、自分のために祈ってくれる人々を確保したのだった。