イスタンブル滞在の一日。
旧コーラ教会、エユップ・スルタン・モスクとロティのカフェ、スレイマニエ・モスク、そして比類なきアヤソフィアを見学。
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大通りから少し下がった地面にサッカー場が見えてきた。ガイドさんは車を止めて言った「ここもローマ帝国時代の貯水槽だったところです」。
なるほど、壁がレンガと石積みを交互にする古代ローマの特徴を表している。サッカー場になったのは近年の事で、以前は周囲と同じように家が建っていたのだそうだ。サッカー場を作るために家をどかせたのか、発掘した後保存するためにサッカー場にしたのか、さて、どちらなのでしょう?
城壁に囲まれたイスタンブルの旧市街は、現代に車で走っていてもけっこうな広さがある。大都会の人口は当然大量の水を必要とした。市内に二百あったという貯水槽は大小様々で、地下だけでなく、中心から少し離れたここはオープンエアになっていたそうだ。