現スェーデン国王一家が住む、ストックホルム郊外のドロットニングホルム宮殿。16世紀から建築がはじめられ、庭も含めて世界遺産に登録されている。
ここが世界遺産に認定される大きな要因になったが、そのオペラハウスの存在であると聞いたことがある。
宮殿から離して独立した建物として1766年に建設された劇場。
1792年の仮面舞踏会において、国王グスタフ三世が暗殺されるという悲劇が起こった。※ヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」はこの事件を題材にとっているそうな。まだ見ておりませんが。
その後施錠されたこの劇場は百五十年も使われず、いわばタイムカプセルのように現代に生き残っていたのである。
ここの見学は指定された時間にガイドさんと共に入るしかない。残念ながら小松もまだ入ったことがなかった。今回劇場の休憩時間に使うホールがたまたま空いていたのでちょっと覗いてみると、「どうぞ、入っていいですよ」とパーティーの準備をしていた人が入れてくれた。
喜んで入って一枚写真をとったら、すぐに「あ、写真はダメ」と言われてしまった。
で、このピンボケの一枚だけしかないのです(涙)。