フォンテーヌブロウ城は16世紀からナポレオンまで多くのフランス王が滞在してきた。多くの別の城と同様に、一時は荒れ果てていたのだろうが今は修復され、いろいろと考えて絵画も配置されている。
絵画の中には昔このフォンテーヌブロウであった出来事を画いたものもよくある。この絵はブルボン王朝時代に、跡継ぎの皇太子の洗礼式の図なのだそうだ。
門の上で小さな男の子が神妙に手を合わせている。
見学の時に外をみると、なるほど、同じ形の門がそこにあった。この絵はどうやら外側から描いているようだ。
注意しなくてはならないのは、ほんとうにこの門がその当時からのそのまま残っていたとは限らない事。時に修復というのは、絵をもとにしてそのとおりに建築の方をあわせていたりするのだから。
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