《手造の旅》列車とポストバスでめぐるスイス第六日目、封鎖されたグリムゼル峠からの脱出劇についてはこちらから。
http://www.tour.ne.jp/blog/komatsusin/55154/その後のアーレシュルフト見学、そしてカートレインをつかってツェルマットへのルート変更だった。
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/8075a5568237e2739e34968a5c88b59b**
いつも思っていることだが、天候によって旅のコースは変更されたほうが良い。日程表にのっているから大雨の日でもハイキング、絶対霧しか見えない日にも高いお金を払って展望台へ上がる。こういう事はやはり無駄な行動だ。
旅行業法にいう旅程保証という概念の導入によって、現場での臨機応変な判断はしにくくなっている。利用予定の交通機関が利用できない状況になれば変更はしてよいが、ただ天気が悪いからという理由で旅程を変更はできないのが原則。
しかし、今回は主催旅行ではなく、より自由な現場の意志が反映できる手配旅行である。雨の日にはそれに適した「雨の日プラン」を用意するのは必然だった。
出発前、なんどとなく現地とプランを出し合っていた。それが、こういう日にほんとうに生きた。雨で残念…ではあるが、我々からすれば存在意義を発揮する場面である。
この写真のアーレ川の渓谷は雨の日すごい迫力。晴れたら皆さん見られなかった場所ですよ(笑)