イギリスゆかりの音楽として小松が選ぶものに、ヘンデルの「水上の音楽」がある。今回やはり持ってくるのを忘れてバースの街のHMVで買った。四枚組の二枚目がほとんどまるごと「水上の音楽」である。※写真参照
他の三枚についてはなにが入っているのか確認しなかったが、帰国してからゆっくりかけてみると、おお!知っている曲がぽつりぽつりとあるのです。
特に、一枚目にはOmbra Mai Fuオンブラマイフ。ずいぶん昔にCMでキャスリーン・バトルが歌っていたのを聴いて耳に刻みつけられていた。オペラ的歌唱をほんとうに素晴らしいと感じたはじめての事だった。そうかこれも、ヘンデルの作曲だったのか。※以前からの教会トラディショナルのメロディと詩だという話もある。
その次の曲、See The Conqu'ring Hero Comesも、題名は知らなくても聞けば誰でも知っているメロディだ。そう、運動会の表彰式あたりで表彰状授与の時にかけられる定番曲。そうか、これもまたヘンデルの作曲だったのか。
こうして、この四枚組CDを近頃毎朝かけております。これが二枚(今回はふた組でしたが)10ポンドで売っているなんて、いくらなんでもお安い。そのヘンデルと一緒に買ったのは、Nina Simoneの二枚組ベスト盤。
ということはヘンデル四枚とニーナ・シモン二枚の、計六枚のCDを10ポンド=今のレートでたったの¥1350円で入手したのでした。
ちなみにきのうの日記に掲載したビートルズの[LOVE]も、10ポンドでありました。