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デリケート・アーチまで歩く
2012-04-14
THE VIEW HOTELの部屋から、モニュメント・ヴァレーの夜が明けていくのを見る。これを見たくて、どうしてもここへ泊まりたくて、ツアーの出発日を変更したほどに。
※この朝のモニュメント・ヴァレーの写真は「世界の写真」⇒「アメリカ」⇒「グランド・サークル」にて見ていただけます。

朝8時に地元ナバホ部族のガイド、フランクさんが運転するジープが迎えにくる。ジープと行っても客席はトラックの荷台に座席をつけたみたいなもので、屋根はあるが枠だけしかない。眺めが良い座席だが、走り始めてすぐに粉雪が顔を叩きつけはじめた。
日本出発前に「寒いですよ」と言っていたので、皆さんそれなりに準備はしてきたけれど、それでも吹雪は想定外かもしれない。

アメリカ西部劇の世界というと、自動的に「暑い世界」だと思ってしまうが、冬には雪もよく積もる標高の高い地域なのだ。

雪はしばらくして幸い止み、時折太陽がさしてくる。光りがあたると岩の色がぱあっと明るくなってゆく。

太陽の目、ビッグ・ホーガン、スージーさんの家、これらをまわってホテルに戻ったのが10時20分。11時にモニュメント・ヴァレーを出発。

12時に途中のツイン・ロックスにて昼食。
さらに二時間北へ走ってアーチーズ国立公園の入り口の町であるモアブに到着。

明日朝に気球ライドを予約しているアドベンチャー会社に寄って確認してから、ホテルへチェックイン。小さな町だからどれも隣接している。

***
15:45ホテルより出発し、16:20アーチーズ国立公園内、「デリケート・アーチ」へのトレイル入り口に到着。

数あるアーチのなかでも「デリケート・アーチ」は、ユタ州のナンバープレートのひとつのデザインになるほど印象的なモニュメントである。だが、それを間近に見るためには約一時間ずっと登りのトレイルを歩かなくてはならない。

ほとんどの日本のツアーでは遠景を見るだ。一般に集めた人たちを区別なく案内するにはちょっとキツイと思われる道だからだ。

しかし、《手造の旅》の少人数ならば、やっぱりここは歩いてたどりつきたい。行き着くことが出来れば、絶対満足間違いなしの光景ですから。
※この時の様子は下記からご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/1bdef98d680d9d87601571d6ce52567b



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