天気が良ければイサム・ノグチがデザインしたモエレ公園へ行ってみたかったのだが、雪でそんなどころではない。ならば、と、旧北海道庁の赤レンガを訪ねる。現在は歴史資料館になっている。各部屋かなりゆっくり見学。
いくつも面白いものが見つかったが、まずは、この建物自体についての歴史から。
写真上はこの建物へ続く並木道。上の写真は植樹した大正14年のすぐ後に撮影されたもの。ボランティアガイドさんに教えてもらってはじめて知ったのは、ここの舗装の材料が「木レンガ」だったという事。
当初は車が多く走る事を想定していなかったので、むしろ歩いて快適な木製の舗装道路にしたとのこと。
後年、車全盛時代になったのでアスファルトをこの上から敷いたのだが、今でもこの下には「木レンガ」が埋め込まれているということだ。
かつての雰囲気をとりもどすために、もういちどそれを掘り起こす計画もあるそうだが、さて、実現しますでしょうか。