マドリッドからスペイン新幹線AVEでコルドバへ。コルドバとセビリアの二都市を観光してからカルモナのパラドール泊
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写真はコルドバの観光名所「花の小道」の突き当たりにある小さな広場。二階も一階も「VENDE」の札がかかっていて、売りに出ているのがわかる。
ユーロ導入以来の十年、スペインでは不動産価格が急激にあがり、リーマンショック以降になってもその値段は旧通貨ペセタ時代とは比較にならない程だ。
同じEU内の北ヨーロッパからたくさんの買いが入っており、コスタ・デル・ソルあたりのマンションはお金持ち外国人がたくさん所有している。
コルドバの雰囲気のある旧市街の家々も人気はあるだろう。しかし、世界遺産に指定された町は個人の家であっても外装を勝手に変えるわけにはいかない。そして、さすがに四六時中観光客が窓の前を行き来する「花の小道」は売りにくいにちがいない。この二軒に加えてとなりもまた売りに出ていたのだった。