おもいがけず、ブロンデルというスイスの老舗チョコレートをいただいた。
1850年創業のスイスのフランス語圏ローザンヌに本店をおく店。これがなんと今年の一月、外国最初の店舗として銀座に進出してきたそうな。
スイスらしい洒落たパッケージに入っているが、先ず出てきたのはバラバラに割られた、いろいろな種類のチョコ。いや、実はこのmarteau(マルトー)=金槌という名前のグラム量り売りで売られるスタイルがブロンデル独自のスタイルになっているのだ。
http://blondeljapon.co.jp/product/この「マルトー」種類は実に豊富でカタログで見ると24種類もある。入れられている袋にはそれぞれがどの種類であるか書かれていないので、自分で味わって判断するしかない。※このあたりがヨーロッパらしい大雑把さですね。
ぜんぶじゃないけれど、この写真上に写っている種類はだいたいどの種類かを判別できた。その中で小松が気に入ったうち三つをご紹介
●Fleur de Selフルール・ドゥ・セル=塩の花の意味
ひと口食べた時には塩が入っているのだと分からず、なんだかわからないけどチョコレートの今まで食べたことのない美味しさが感じられてびっくり。日本の大福でも塩がきかせてあると美味しかったりするように、こういうとりあわせが味を引き立たせてくれるのは納得。
●Pignons Laitピニョン・レ
説明によると47%のブラックチョコレートだそうだがそれほど苦味は感じなかった。名前のとおりローストした笠松の実が細かくはいっていてこおばしい。
●Miel ミエル
名前のとおり、蜂蜜(スペイン産だそうです)がたっぷり入っている。個性豊かなそれぞれのチョコの中で、これがいちばん誰でもウケするのでは。
スイスのチョコレートは数々あるなかで、これはちょっと覚えておきたいブランドであります。次にローザンヌで時間がある時に行ってみよう。