江戸博物館の展示より。※この博物館は写真OKの場所が多くて良心的。
第二次大戦後、アメリカ軍が占領していた時代には、アメリカ人が理解しやすい道路標識が必要だった。戦後すぐに設置されたのだろうそのROUTE2=国道二号線、の看板は粗悪なコンクリートの柱に固定されて半世紀以上もそのままになってということか。※中の写真
1992年までそのまんまでほったらかしにされていたものを、誰かがその価値を理解してこの博物館の展示品にしたということか。モノそのものに価値などないのかもしれない。モノはそれを理解してくれる人に出会ってこそ、価値を得ることができる。
この看板、引っこ抜かれて捨てられる前に出会えてよかったね。
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また、一番下の写真は、占領時代の東京への入口。
こんな看板があったのを知らせてくれた。
アメリカ軍が他国で軍事活動を行うスタイルは、現代でもあまりかわっていない。とすると、アフガンでもイラクでも、アメリカ軍は戦後の日本を支配した時と同じように、こういう英語の看板を立てているに違いない。