両国の江戸博物館で思いがけない顔に再会した。
1970年大阪万国博覧会のシンボル、太陽の塔の先端に取り付けられていた「未来の顔」のオリジナルである。
同館ではちょうど「世界のタワー」の特別展をしている期間だったので、それにあわせての出展ということなのだろう。
江戸・明治初期の町並みを復元している常設展示の中に、金色の巨大な顔がで〜んと置かれているのはなかなか奇抜な光景だ。これは岡本太郎の作品を置くのにとても適した場所に思えた。出会ってある種の「おどろき」を感じられる事がとても重要であるから。
**
以下は設置されていた説明書きから引用
↓
「黄金の顔は、放射線状の鉄製フレームに厚さ0.8ミリの鋼板を取り付けて、金色のフィルムを貼ったもの。正面で169枚、背面で17枚のパーツ地上で組まれ、1969年11月13日、クレーンで塔の頂部に設置された。」
「1992年に大改修が行われ、黄金の顔はステンレス板製のリニューアル版に取り替えられた。」
***
そういえば、万博の会期中、この目玉のところに篭城した男がいたっけなぁ、私より上の年齢の皆様、ご記憶にありましょうか?下記に詳細載ってました。
http://booxbox.cocolog-nifty.com/tahara/2007/10/20071007_2d2b.htmlhttp://expo70.exblog.jp/2594448/