明日からのブータンの旅のために、この靴を買った。今までスイスのハイキングツアーでもちょっとしたスニーカーで歩いてきたのだが、今回は岸壁のタクツァン僧院まで片道三時間の山登りだときいたので。
いざ、靴をえらぶとなるとなかなか難しい。特に小松の足は農耕民族らしく横幅が広い、いわゆるバンビロなのである。
三種類履き比べてこれにしたのだが、サイズを最後に0.5センチだけ大きいものに変えた。片方だけでなく念のため両足を履いたら、右足の横がちょっとだけきつく感じたから。
人間の足というのは、左右で大きさがちがうのですね。
**
1月24日、タクツァン僧院への登山、無事にこの靴で上ってきた。やはり底がしっかりした靴は楽。地元の人たちは街を歩くのと全く同じ靴で登ってくるのだから、我々の足はかなり贅沢になっているとも思ったけれど。
ブータンのハネムーンカップルがたくさん登ってきていたが、一人の女性がハイヒールで上がってきたのには驚いた。さすがにつらそうでしたが、そりゃちょっと無茶ですわ。