パリからの帰国便で見た映画。
「猿の惑星」は言わずと知れた大ヒットシリーズの最新作。この作品は、そもそもなぜ猿が人間並みの知能を持つようになっていったのかという疑問に対する答えとしてつくられている。

でも、はっきり言って単調なストーリーでした。ＣＧ（コンピューター・グラフィック）がすごいと言われているが、映画の面白さは画面がリアリティにあふれているという事なんかとは全く関係ないのです。

リアルに見えるということは、ただそう「見える」というだけで、物語の与えてくれる感動とは違う。映画の面白さは、少なくとも小松にとってはそういうものではない。
猿がいかに猿らしく躍動して見えても、だから感動なんてしないのです。

「猿の惑星」シリーズは秀作揃いだけれど、やはり一番は、あの第一作の最後に登場する自由の女神でしょう。