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欧米人の体温の計り方
2011-10-27
フランスでは体温を測るとき体温計を脇の下に入れたりしない。では体のどの部分で計るのか?彼らはなんと、お尻で計るのだそうである。体温計は日本でも使われてるものと同じ。それを尻の穴へ入れる。
テレビのフランス語会話に出てきたフランス人は、「はじめて日本の病院へ行ったとき看護婦さんが『じゃ、体温計ってください』と言って体温計を渡したので固まってしまった」と言っていたが無理もない(笑)。
なぜそうするのか?フランスでは尻の穴で計る方が正確な体温が計れると信じられているそうである。しかし、そうすると計られる温度は脇の下よりも少し高めになるということだ。
ここで、ちょっと思い出した事がある。
「欧米人は日本人よりも体温が高い」という話を、これまでいろいろなところで聞いてきたが、それは真実なのだろうか。たしかに、同じ気温のところでも彼らは薄着でいられるようだ。日本人が寒いと思っている機内でも彼らは半そでで平然としている。
「からだのつくりが違うんだよ、彼らは日本人より一、二度体温が高いからね」これまでそう説明されて納得していたのだが、これって、もしかしたら、体温を測る体の場所が違うので思い込まされてきた事なのではないだろうか? ううん、よくわからない。
でも、少なくともこれだけはわかった。
「体温計は脇の下にはさむ」という日本の常識でさえ、世界に出たら通用しない。または、「体温計は尻に入れる」というフランス常識でさえ、世界に出たら通用しないのである。
さて、あとは体のどのパーツで計ることができるのでしょう?
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