8月の《手造の旅》イタリアの夕食会を、木場のなじみのイタリア料理店にて。
秋には是非おいしいポルチーニ茸を食べたいと思っているのだが、今までこのお店ではかたちのあるキノコが出てきたことはなかった。オーナーシェフに理由をたずねると「あってもあんまりよくないんでソースにしちゃいました」という。やはり良い材料あってのおいしい料理なのである。これ以上無理はいえない。
それが、今回フェテチーネの具というスタイルであっても、かたちのあるポルチーニが出てきたので、よくきいてみると、なんとルーマニアからのものだそうである。
もちろんすばらしくおいしいので、イタリア産や日本産でなくてもかまわない。「イタリアのはあってもものすごく高いので、ちょっとどうかな、と思たのです」との事。
そのお気持ちよく分かります。《手造の旅》も素材にこだわって造りますが、あんまり高い素材(ホテルやレストランや✈)を使うのには慎重でありたいです。