世界の写真」では
国別に小松の撮影した写真をお見せしています。

ツアコンモバイル通信」は
日本旅行HP内に掲載した
お話を国毎にまとめました。

手作りの旅》は
こま通信」企画の旅です。
こま通信のお問い合わせは
komatsusin2@gmail.com

までお願いします
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録


★ こま通信日記 ★


2011 年 9 月
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  


Search
リュッシポスとグリコーン
2011-09-19 敬老の日
★本日の具体的行動については下記を参照↓
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/cc8a68b28d38fd1d1b002bd3140ed006

きのうとりあげたナポリ考古学博物館の「ファルネーゼのヘラクレス」の作者について、もうひとつの考察。

この作品の作者は古代ギリシャのリュッシッポスだと書いたが、彼は紀元前4世紀の人である。そして、彼が製作したのはモトモトブロンズ製であった。※リュッシポスはブロンズでしか製作しなかった。

この大理石でつくられたものそのものが、紀元前一世紀の摸刻で、作者のグリコーンはその名前をこの写真のようにはっきりと刻んでいる。「アテネのグリコーン製作す」。

16世紀のデッラ・ポルタは、紀元前四世紀のオリジナルの紀元前1世紀のコピーを修復していたのである。

グリコーンの模刻というのは、実際どこまでリュッシポスのオリジナルに忠実だったのだろうか?あるいはグリコーン自身が「はじめから負ける勝負」をさせられていたのかもしれない。



Back
予定なし
  • (2014-9-17)


  • (2014-9-17)


  • (2014-8-17)


  • (2014-8-14)


  • (2014-8-14)