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ソレントからアマルフィへ
2011-07-10
シルバー・スピリット号は、朝、ソレント沖へ到着。

朝食を終えた9時に全船での避難訓練。
その後10時半からテンダーボートでソレントの旧港へ上陸し、そこから日帰りのアマルフィ観光へ出発。※写真は母船とテンダーボート

この時期のアマルフィ海岸の一部は大型車両を一方通行に制限している。よって行きはアマルフィまで二時間かからないほどだが、帰路は半島の尾根を越えてナポリが見える側までまわらなくてはならないので、かなり時間がかかる。さらに夏休みがすでに始まっているので休日の海辺はナポリからの車でいっぱいだ。

混雑は混雑、しかし、好天に恵まれバスの窓からの眺めはすばらしい。道路は海からかなり高いところを走っているので、青い海が遥か下にきらめき、遠くに高い太陽光線をうけて白く輝く水平線が光る。 
走り去ってきたぐねぐね道を振り返ると、その先にカプリ島の奇岩フェラリオーニが海から突き出しているシルエットまで見通せた。

**
午後二時、予定通りアマルフィの駐車場へ到着。12,13世紀につくられた階段の路地を選んでたどり、遅い昼食のレストランへ。

昼食の後、大聖堂の広場で自由時間。希望の方と旧大聖堂の横にある「天国の回廊」へ入る。ここはアマルフィの見学地の中で第一に挙げられる、必見の場所である。

博物館になっている9世紀建設といわれる旧大聖堂、以前にも何度か訪れていたが、今回ひとつの礼拝堂の崩れかけたフレスコ画を見ていると、現地ガイドさんが「それは騎士団の創始者ジェラルドだよ」と、教えてくれた。

何回も改築されただろう壁後ろに隠れていたが、それはどんなに早くても13世紀以降のフレスコ画だ。つまり、ジェラルドがエルサレムで聖ヨハネ騎士団(後のロードス騎士団=その後のマルタ騎士団)を創設してから百年以上は後に描かれている。

そうか、ジェラルド・サッソは故郷アマルフィで十三世紀すでに名声が確立していた人物だったのか。その出身地の聖堂ではすでに聖者の様に描かれていた。

***
ベスビオス山が見えてから道が混みはじめ、ソレント港へ19時半ごろ到着。陽が長いのでそれほど遅くなった感覚はない。



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