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ディセンティス駅で手造りサンドイッチ
2011-06-30
リッフェルアルプの朝、まだ雨が続いていた。
朝食の時、少し青空がのぞきはじめたので、きのうのエッギスホルンまでもう一度上がってみることにした。きのう午後もアレッチ氷河の全景は見えたのだが、もう一度青空の下で見られれば、と思ったのである。

しかし、そんなに天気は甘くない。
08:50〜09:45までエッギスホルンで晴れるのを待ったが、ほんのしばらく太陽が顔をのぞかせただけで、結局氷河を見晴らすことは出来なかった。
うん、きのうは幸運だったんですよ。

**
10:15のゴンドラでフィーシュへ降り、バス乗車。今日はサン・モリッツまで走る。出発を一時間遅らせたので昼食をどこでどう食べるか、思案のしどころだ。
夕食はサン・モリッツでしっかり食べようと思っているので、お昼はごく軽くてよい。

午後一時半をまわり、そろそろどこかで止めて何か買うようにしよう。ディセンティスという氷河特急の接続・切り離しが行われる駅が近いので、そこの駅前で何か探すことにした。

ここはスイスの四つ目の公用語・ロマンシュ語の中心地としても知られている場所である。8世紀にスイス最初の修道院が設立されており、今でも巨大な修道院が丘の上から駅を見下ろしている。

バスが止まった駅もけっこう大きな駅なのでちょっとしたスーパーでサンドイッチぐらい買えるだろう。と、それが甘かった。
駅構内のキオスクにはほんの一つ二つのサンドイッチがあっただけで、あとはお菓子ばかり。ささっと食べられるパンはない。駅前というとありそうなファーストフード店も、ない。

テーブルに座って注文する店はいくつかあるのだが、そこまでの時間は、ない。

仕方なく丘のほうへ坂を登り、角を曲がるとスーパーらしき建物の入り口があった。やれやれ、これでサンドイッチが手に・・・入らなかった。ここもそういう我々がイメージする「コンビニで売っている軽いランチ」は置いていなかった。

「ええい、なければ作るまで」ということで、材料を買ってつくることにした。
二つに割ることの出来そうなパン四本入りを二セット、それに塗るためのバター(マーガリンで代用)、挟むためのハム二種類。何か野菜・・・赤と黄色の大きなパプリカ。さらに小さな包丁をひとつ。

急いで駅に戻り、この写真の様に皆さんにご協力いただいてささっとサンドイッチ完成! こんなものでもおなかが減っているので、まぁ、なんとか食べていただけてほっとした。

****

さらに谷と峠を進む。
古代からイタリア方面への通行路だったユリア峠を越えると、サン・モリッツを形成する三つの湖のひとつシルヴァブラーナ湖が見えてきた。

18時過ぎ、ホテルから町へ散歩へ。
サン・モリッツはツェルマットやグリンデルヴァルドのような山岳リゾートとはちょっと雰囲気が違う。

それが、好きかどうかは別にして、ブルガリ、ヴィトン、ヴァン・クリーフなどなど、有名宝石店が軒を連ね、高級車とそこここですれ違い、山でなど到底あるけそうもないヒールを履いた女性が闊歩している。

レストランも比較的落ち着いた店が多い。どこか軽いところと思って以前行ったことのあるイタリアンの門を叩いたが、祭日ということでお休みだった。※この日はスイス全体のお休みではなかったようだが、州?町?の祭日らしかった。

それでは、と、こちらもイタリア語を喋るスタッフがやっているレストランへ入り、せっかくなのでフォンデュの夕食を楽しんだ。
一般的なフォンデュ・ブルゴーニュ(角切り肉を油に入れる)、チャイニーズ・フォンデュ(薄切り肉をコンソメスープにつける)、チーズホンデュは普通の白ワイン入りのものと、シャンパンとトリュフ入りの二種類。

これら、なかなか味もよかった。せっかくだからスイスの名物料理も一度ぐらいは食べていただくチャンスがあってよい。ちゃんと選べば「旨いものなし」というわけでもないのである。



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