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いかにもスペインの朝食
2011-06-07
朝9時、マルベーヤのホテルを出発しミハスへ。一時間半程時間がある。街をひとまわりご案内してから、旧知の在住日本人Kさんのお店を訪ねる。

ちょうど階下のカフェで朝食中のところへ乱入して朝食をご馳走になった。パンにノン・フィルターの緑の香り高いオリーブオイルをたっぷりかけただけのものだが、新鮮でいかにもスペインの朝食。

11時にミハスを出て約二時間でグラナダへ到着。宿泊するホテルがランチレストランのすぐとなりに位置しているのでスーツケースを下ろしてロビーで休憩。

こういう時にホテルが町の中にあれば、少しの時間でも街歩きが楽しめるのに、少々残念。小松の考えではホテルの立地は設備よりも優先されるべき事柄であります。

13時半から昼食。雨がけっこうはげしく窓を叩いてたが、アルハンブラへ向かうころには止んでいた。

14:45アルハンブラの入り口でガイドさんとミート。今日のガイドさんは日本語での案内という連絡があったのでマイクを渡す。
そして宮殿内を案内始めてもらったのだが、んんん、日本語が足りていない。こういう場所を語るにはストーリーがたいへん重要なのだが、今のところそこまで表現しきれていない。

ここで、彼のガイドをさえぎって、小松が話すように切り替えるか?いや、実力を発揮できる場を持てるように自分で調整しているかもしれないから、待つべき? こういう場合には実に悩ましい。人の仕事にダメ出しするという事は、それに変わるだけの内容を自分が提供できる自信がある事が前提になる。本来「添乗員さん」というのは何回来ていても通りすがりにすぎないのだから。

****

18時前にはホテルに戻る。
19:45からホテルで早い時間に、いかにも観光グループの為の食事。21時にミニバスが二台迎えに来てアルバイシン地区にある洞窟でやっているフラメンコへ。

以前はこういう土地のフラメンコはツアーになど組み込まれていなかった。彼らそれぞれがツアーグループにセールスしてきて、希望した人が行くというものだった。

細長い洞窟で、足を踏まれそうな距離で繰り広げられるフラメンコはやはり迫力がある。技術的に優れているとかよりも、こういう雰囲気のある場が楽しい。



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