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教会としてのサグラダ・ファミリア
2011-06-04
午前、バルセロナ観光。
昨年来たのは、忘れもしないローマ法王ベネディクト16世と同じ日であった。サグラダ・ファミリアを教会として神に捧げるための式=献堂式が行われていた日である。※下記を参照
http://www.tour.ne.jp/blog/komatsusin/17111/

今日はそれ以来のバルセロナ訪問。
ガウディ製作の「誕生の門」を一歩くぐると、世界は一変していた。 今まで二十数年見慣れてきた「工事現場」は跡形も無く消え去り、全く違う世界が出現している。 つるつるの床に何十本もの巨大な柱が立ち並ぶ真新しい教会。それだけならよくある大聖堂というだけなのだが、サグラダ・ファミリアではその柱がまるで森の巨木の様である。振り仰ぐと木立の中に居るような気持ちにさせる天井。神様の目の様なデザインを含んで見下ろしている。ガウディがイメージした空間は、百年後に実現されたということなのだろうか。

ガウディ的なおどろおどろしさというものはかなり薄められて、明るい空間に仕上がっているのだけれど。

**
昼食を終えて、午後、ご希望の方をカサ・ミラへお連れする。その後、さらにご希望の方とバルセロナ旧市街・ゴシック地区へ行くことにした。

人数が少々増えたが、地下鉄も空いている時間なので地下鉄でディアゴナル駅からリセウ駅まで三駅だけ乗っていくことにする。

※ここで発生したスリ事件についてはまた別の日に書きます。

バルセロナの観光というとガウディばかりが目的にされがちだが、歴史ある旧市街地区も見ておかなくてはバルセロナを語ることは出来ない。

ランブラス通りから大聖堂や旧王宮などを歩き、サン・フィリッポ・ネリ教会のある広場まで入り込む。ここはスペイン市民戦争時代の銃撃のあとをそのまま教会のファサードに遺してある。
ガウディが晩年、毎日通っていた教会でもある。

***
夕方、一時間程ホテルで休憩。20時半から港のレストランへ。
南仏のブイヤーベースと似たサルスエラという海鮮煮込みスープのメニュー。いつもとは手配会社が違うので断然美味しい・・・かと期待したけれど、そこそこおいしいいつもの味でありました(笑)



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