秋葉原の地下鉄駅改札を出たところで、近頃いつも行列している店が気になっていた。
看板を見てみるとドイツでよくみかけるプレッツェルのかたちをしている。でも、甘い匂いはドーナッツみたい。 行列してなにかを買うなんて事はあまりしない方なのだが、並んでみた。
ドイツでむかしからあるプレッツェルというと(写真下)ドイツ語 Brezel、英語 Pretzel。ドイツのビアホールでおいてある、腕組みしたような形をして塩粒がついたパン。ビールのあてにちょうどよし。
ここに売っているのはしかし、塩粒などはついていないようだし、けっこう大きくて、値段もひとつ二百円以上もする。
アメリカにわたっていったヨーロッパの食べ物はピッツァにしてもソーセージにしても、アメリカナイズされずにはすまないようだが、なるほどプレッツェルよおまえもか(笑)
※日本でも「プリッツ」はこれが元になっているわけだし、アメリカの事ばかりいえませぬ。
さて、このアンティ・アンズ。
http://www.auntieannes.jp/menu/たしかにアメリカナイズされてはいるけれど、生地を上手につくってあった。味は五種類でサワークリーム味や胡麻味、アーモンドクランチなどもあったが、プレーンがいちばんおいしいとかんじた。