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航空券買いなおし
2010-12-26
夜、パリに残られたお二人のうちお一人からメールが届いた。
なんと、すでに日本に到着されたという朗報である。
クリスマスイブの金曜日にパスポートを盗難に遭うという事は、マニュアル通りの対応であれば27日の月曜日まで帰国の為の書類が発給されない事を意味する。
そうであれば、どんなにがんばっても帰国は28日の火曜日にならざるを得ない。
「飛行機の席が幸い空いていて、大使館の方が土曜日にも対応してくださって『一時帰国書類』を発給してくださったんです」ということだった。マニュアルではなく、親身に対応していただいて本当に本当に幸いである。
航空券はこの場合どうなるか?
買いなおしというのが原則だが、昔はわりに航空会社が融通して無料もしくは追加料金程度で乗せてくれていたものだ。
しかし、最近ではキビシクて、今回も片道の航空券におひとり2200ユーロを支払う事になった。
んんん、しかし、保険で対応できるのでは?
いえいえ、かつての紙航空券が盗難に遭った場合であれば、それを保険でカバーすることができたのだそうだが、電子航空券になって保険の対象からは完全に外れてしまったのだそうだ。
世の中どこでも現場裁量でうまく運ぶことが出来る事例は減ってきているのだろう。
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さらに、加入されていた某保険会社の現地緊急連絡先もあきれた対応であったという。
パリに居残りが決まり、意気消沈してパリの保険会社緊急連絡先に電話をかけ、パスポート盗難によって滞在が伸びるという旨を話すと、「保険適応期間を延長するには日本の代理店から申請してその分の代金を入金しないとだめです」と言ったというのである。
もともとかけていた保険の期間内に発生した事故によって延泊を余儀なくされている事態なのだ。
緊急事態が起こってかけている電話でこのような言葉を発する人間を対応者としている保険会社では、失格である。使えない。厳しく糾弾されなければならない。
(通常はそれだけでは充分でない場合が多い薄い保障の)カード付帯保険の担当窓口にかけると、そちらの方がまだ親身に対応してくれたのだとか。
実際にどこまで保険でカバーされるか、というのは後の事。まずは、現場で対応する人間が、現場で悲嘆にくれている人に優しい言葉で接するというのは最も重要なことではないだろうか。
イレギュラーな事態が起こった時、それにマニュアルでのみ対応しようとする輩はとても多い。 こういう場面でこそ人の真価が問われる。
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