ストラスブール発09:15のTGVにてパリへ出発。
…だったのだが、雪の為に出発時間も到着時間もだんだんと遅れて、結局13:15パリ東駅に到着。もともとは11:34に到着予定だったから、二時間弱の遅れである。
ツアーメンバーのお一人が、「特急料金のはらいもどしとかあるんですか?」と、きかれた。
そうか、日本の新幹線だと二時間以上の遅れが生じると特急料金が払い戻されるシステムがある。このTGVも高速列車なのだから、なんらかの同様の対応があるに違いない。
ちょっと調べてみると、下記のようになっていた。
払い戻し条件は
○100キロ以上の区間で
○三十分以上の遅れが生じた場合
○33%の料金までを
○クーポン券にて払い戻しをうけることができる
方法は
○専用の封筒を駅で入手し
○チケットと遅延証明書を入れて送ると
○クーポンが送られてくる
なるほど、こういうシステムがあったのか。しかし、この「クーポン」というのが曲者。次回利用する時に使えるというのだが、「次回」がない我々のような者には実質的に役に立たない制度である。
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パリの街中に雪はなかったが、ストラスブールよりもぐっと冷え込んでいた。今日の最高気温は0度ぐらいだそうだ。明日はもっと下がるそうな。
駅からすぐに昼食レストランへ。食べ終わったは15時5分前。ルーブル美術館の予約時間はもうすぐ。
でも、ま、今日みたいな日にはルーブルもそんなに時間にきびしくないということで、ノートルダム聖堂とコンコルド広場をまわって、15時半過ぎにルーブル美術館へ入場。通常の超スタンダードコースを1時間半程度でまわる。
ショッピングへまわる時間は今日はとれない。滞在するホテルはパリの二大百貨店プランタンとギャラリー・ラファイエットに近いので、道路がとても混んでいると予想されるから。
17時ごろにチェックインして、着替えをしていただき、18時に夕食へ出発。今晩はモンパルナスタワーの展望レストラン「ル・シェール・ド・パリ」。通常なら三十分程度の距離だが今日はやっぱり一時間を要した。
21時少し前、レストランを出てくると、さらに寒く、霧がうすくかかった空から霙がふってきていた。
ホテルへ戻る道はもうそれほど混んでいない。
トロカデロ広場から見たエッフェル塔はなにか幻想的である(写真)。