高知の柚子ジェリーと山形のさくらんぼジェリー。
行ってから知ったのだが高知は柚子の生産量日本一。さらに、高知・徳島・愛媛の三県だけで全国生産の七割を産出しているのだそうだ。
一方、さくらんぼについては山形だけで全国生産の七割にあたるとのデータもあった。
両方とも、日本の多様な気候によって育まれたその土地の名産品である。
いろいろなモノがどこででも手に入る時代ではあるが、こういった地域の特徴・地形や気候だけは移動させる事が出来ない。大事にしたいきたい。農業をはじめとするこういう産業がもっと勢いを持つ事が日本の地方再生のカギになるに違いない。
このおいしいおいしいジェリーの単価は、それぞれ300円と250円。贅沢品だといえるだろうが、こういう品をこそほしいという人はけっして少なくないはずだ。
安くてそこそこの商品から得られる喜びや記憶を提供していくのでは、価格競争にしかならない。いや、これは旅造りも同じでしょうね。