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展望台から少し歩こう
2010-07-11
サンモリッツ滞在の一日。

08:45発のベルニナ線のローカル列車に乗り、09:23ベルニナ・ディアボレッツァ駅到着。そこから標高約三千メートルのディアボレッツァ展望台までいっきに上がる事ができる。

今日の空も蒼い。

この展望台は多くの日本人ツアーがやってくる。しかし、その一時間ほどの滞在の間に、もう少し歩いてみようとする人はそう多くない。「添乗員さん」も敢えて案内しようとはせず、自由行動にしている。

小松としてはせっかく来たならばもう少しだけ歩いてみる事をお勧めしたい。一歩踏み出せば踏み出したぶんだけ眼下の氷河はより雄大な広がりを見せ、尾根の小道をたどれば逆側の谷にベルニナ線が走っているのを見下ろす事ができる。

ガレ場であるが、スニーカーでも歩ける程度の道。風景は本格的な登山と同じ。ちょっと良い、こんな写真が撮れます(笑)

****

サン・モリッツに戻り市内で昼食の後、ピッツ・ネイル展望台へあがる。ここも山頂駅から少し登ると360度の視界がひらける場所がある。

15時半過ぎ、町に降りてセガンティーニの美術館へ行く。
これまでも行きたいと思っていたのだが、休館日にあたったりでチャンスがなかった。

丸いドーム屋根が印象的な建物。
そのドームのすぐ下に展示された誕生・自然・死をそれぞれ扱った三部作は予想以上の大きい作品だった。
特に「死」を扱った場面が印象深い。
※また別に書きます。



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