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ミラノでおいしい昼食を
2010-06-29
朝ティラーノを出発し、ミラノで昼食。
リナーテ空港発17:30の飛行機に乗り、ローマ経由帰国の途へ。
**
朝九時、ティラーノを出てコモ湖の北端へ出るまでの谷を走る。帆走するアッダ川は、きのうアルプグリュムで見た巨大な氷河が水源になっている。

田舎の国道だが南向きの険しい山の斜面にずっとブドウ畑が続いている。「耕して天に至る」という風景だと言ったら大げさだろうか。また、このあたりはりんごの産地で、あちこちにりんごの看板のついた果樹園がある。日本みたいな「りんご狩り」は、イタリアではしないのだろうか。

コモ湖畔が見えた頃から風景はひらけてくる。標高も200mまで降りてきた。

対岸にはムッソリーニが愛人クララと銃殺されたドンゴ村。さらに進むと、逆Y字型をした(または漢字の「人」の字)コモ湖のちょうど股の部分にあたる場所にあるベラジオ村が見える。ラスベガスの有名なホテルの名前はこの村からとられたのだ。

湖の南端レッコの町近くで休憩をして、昼12時少し前にはミラノ駅近くに到着した。

今日のメインイベントは「ミラノでのおいしい昼食」。
おいしい食事をする為には、有名なレストランに行けば良いわけではない。 その町に住む信頼できる人が「おいしいレストラン」と思う店に紹介してもらって行く事だ。 で、ミラノ在住で旧知の日本人の方にすでに話を通してもらっているお店へ行った。

写真上は前菜盛り合わせ。
真ん中はカラスミのスパゲティ! 
その下はズッキーニの花を使ったファルファーレ!
やはりパスタはイタリアがおいしい。二種類を少量ずつだしてもらった。

さらにこの後に巨大なフィレンツェ風ビフテキが登場したのですが、日本人の胃袋にはだいぶんきびしゅうございました。



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