トルコ《手造の旅》四回目の出発!
今回の旅はオスマン・トルコ時代の名建築家ミマル・シナンの最高傑作とされるセリミエ・モスクを訪れる事を最大の目的としている。
これまで二度企画して人数が集まらなかったが、三度目にしてついに催行する事ができた。
参加の十二名の皆さんには、全員夢枕獏さんの「シナン」上下巻を読んでいただいている。
この作品が刊行された(たしか2004年)より前から、個人的に建築家シナンには興味を持って調べていた。しかし、この作品のように面白くシナンの生涯を描いてくれる作品はなかった。
この小説があってはじめて、エディルネなどという一般のトルコツアーでは全く訪れる事のない町を訪れる旅を成立させる事が出来たのです。感謝します。
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さて、いつもの様にトルコ航空直行便を利用。
トルコ航空は、近年どの航空会社も経営が厳しい中で、成長し利益を上げヨーロッパで四位とも五位とも言われる規模になったのだそうだ。
東京に飛ばしている機材はエコノミー座席でもすわり心地はかなりよいと感じらる。
そして、ビジネスクラスの席はご覧の様にちょっと今までのスタイルとは違うデザイン。
でも・・・二人隣同士で楽しくお過ごしくださいという席ではないですね。