成田への帰国便は17時代。
なので、午前中からオランダとドイツの国境に近いデ・ホーヘ・フェルェエ国立公園にあるクレラー・ミュラー美術館へ行く。
この美術館はほんとうに森の中にぽつんと存在しているので、公共交通機関を使っていくのはなかなかたいへん。 この美術館が入っているという事でこのツアーを選ばれた方も少なくない。
収蔵作品で有名なのは、やはりゴッホ。
油絵だけで87点にもなり、量だけでなく「夜のカフェ」「郵便配達夫ルーラン」といった代表作も多く所蔵している。
建物周辺の森の中には彫刻作品が点在していて、これをゆったり眺めながら散策する時間が是非ともほしい。「箱根彫刻の森美術館」はここがモデルになっているのだそうだ。
10時に到着。
昼食は自由になっているせいか、現地手配会社はいったんアムステルダムまでバスを戻して、市内で自由時間をとる日程になっていた。
しかし、これだけゆったり過ごせる場所をたった一時間半で通りすぎてしまうのが本当に参加者の意志を満足させることにつながるのか?アムステルダム市内に戻る往復時間もかなり無駄である。
結局、昼食には皆さんで公園内のセルフサービスレストランに行くことにして、13時半までずっとこの国立公園で過ごすことに決めた。
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昼食前のひと時で、以前から小松がどうしても見ておきたかった建物(※この写真)へ行くことにする。高い塔にはオランダで最初の個人用エレベーターが設置されている。
以下、オランダ政府観光局からの引用である。
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聖ヒュベルトゥスの狩猟の館は、以前クレラー・ミュラー一家の家だったところで、1914年に建築家ベルラーヘによって設計された。クレラー・ミュラー氏は狩猟が大変好きだったため、狩の神とされる聖ヒュルベルトゥスの名を有し、館内にはその神話を描いたステンドグラスがある。