アムステルダム・スキポール空港敷地内にあるホテルに連泊している中日。
空港敷地内といってもとても広く、シャトルバスがいろいろなホテルの間をまわってくれる。いったいいくつのホテルがあるのだろう?
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午前、アムステルダム市内観光。
国立美術館の入場予約時間まで時間があったので、久しぶりに木靴とチーズを作っている農家を訪ねる。
最近の忙しすぎるツアーでは行かなくなってしまっていたが、こういう余裕が旅の楽しみというものである。
相変わらず修復中の国立美術館、ダイヤモンド工場、市内の主要箇所をバスでめぐり、12時半前に昼食。
午後、「チューリップ畑の貸切」という企画で、花作り農家の人と待ち合わせ。花畑はまだ少し早い時期かと思っていたが、案内してもらって行くと、そこは我々観光客が見たい「いかにもオランダ!」という景色が広がっていた。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/myalbum/photo.php?lid=1930&cid=83こういう畑には通常観光客は入れないので、短い時間でもこういう風にまっただなかに入っていって写真が撮れるのは嬉しい。良い企画です。
リッセのキューケンホフ公園にて二時間過ごす。
帰路、おなじ花畑の前をとおると・・・おお、ちょうど朝のチューリップ達が機械でどんどんアタマをカットされているところであった。
農家の人たちにとっては球根こそが商品。商品を太らせる為に、きっともっと早く花をカットしたかったのを、我々の為に待っていてくれたのだろう。ありがとうございました。
15時半前、アムステルダム中央駅前でバスは終了。
夕食も今日は自由なので、空港敷地にあるホテルには各自自力で戻らなくてならない。
もちろんホテルは市内のもっと便利な場所の方が良いのだが、お値打ちツアーだとなかなかそうはいきませぬ(笑)
小松としては、ちょっと、いや、かなり心配。
「ご希望の方は、夕食御一緒に・・・」という話になり、あっという間に23人という人数になってしまった。
この人数ではいつもやるようにアラカルトで夕食をアレンジするのはちょっと難しい。
それでも、よく訪れるデルフト焼きの装飾が美しい老舗ホテルのダイニングになんとか予約を入れてもらうことが出来た。
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そして、夕食後にトラムとバスにて空港敷地内ホテルへ戻る時の写真がこれ。
アムステルダムでもついにICカードでの乗降がはじまり、我々観光客が買う紙のチケットにもICチップが埋め込まれるようになった。
トラム車内で購入した紙のキップを写真上のように機械にかざすとピッと音がする。降車する時は、写真下の機械にかざす。
以前は回数券があり、これを数人で使うと便利で安かったのに、今ではこの一回券=一時間有効を買わなくてはならない。
一回2ユーロ60セントはちょっと高いと思いますが、どこの都市でもいち見さんの観光客への料金は高くなってきております。