朝、新幹線ユーロスターにてローマからフィレンツェへ。
一時間半で10:20にはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ到着。
駅から歩いて大聖堂前に向かうと、確か昨年までは車が入れていた道に柵がもうけられて歩行者天国となっている。これまで狭い歩道に観光客があふれてしまっていたから、こういう対応は好ましい。
記念碑的なモニュメントの周囲から車を追放しようというのは、近年いろいろな場所で行われている。ぱっと思いうかぶだけでも、マドリッドの王宮前の広場。ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ教会の入り口。そういえばパリのシャンゼリゼの歩道もだいぶ前は半分ぐらいしかなかったのを車道をつぶして広くしていた。
考えてみれば、これらの建物の周りに車がひしめくようになったのはたかだかここ半世紀の事。 その場所本来の魅力を取り戻すには、やはり車を追放することが必用なのだろう。