JAL便にてローマへ出発。
日本でゆっくり映画館へ行けるわけでもないので、ここぞと映画を見る。
●パラノーマル・アクティビティ
http://www.paranormal-activity.jp/pc/なるほど、こんなつくり方をした恐怖映画はこれまでになかった。
誰にでも出来るけれど誰もやったことがなかった、という点で充分評価する。けれど、同じ手法はもう使えない。
こういう恐怖映画が全米一位になるほどヒットするなんて、よほど原題が平和な世界である証拠ではないか?リアルにつくりこんだ恐怖を多くの人が欲するなんて…。
本当の恐怖が身近に存在している社会では、きっとあまりウケナイ。
●マイレージ・マイライフ[原題=Up in the Air]
http://movie.walkerplus.com/mv45649/飛行機で世界を飛び回る旅を生業としている自分にはなかなか面白く見られる作品だった。 しかし、主題は、「結局人は、人との関係を持って生きる喜びを得るのだ」という事。そんなん、いまさら映画で言われんでもわかってますわ。
でも、こういう生き方のスタイルを、不幸と思わず「カッコイイ」と錯覚して実践しようとする人は…いるだろうな。
●泣くもんか
http://www.ozmall.co.jp/entertainment/people/vol139/これ、『舞妓Haaaan!!!』と全く同じ雰囲気でした。阿部サダオヲあっての作品。
●ゼロの焦点
http://www.zero-focus.jp/index.html中学の頃に松本清張作品を読んでいた時期があり「ゼロの焦点」も読んでいた。 しかし、まったくストーリーは忘れており、中学生ごときに理解できる話ではないと確認した(笑)。
映画というよりやはり物語そのモノの力が強い。
戦後から昭和三十年代という時代を、少し理解させてくれた。