フィンランド航空は少し遅れて午前10時半前成田空港到着。
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きのうヘルシンキ市内をバスでまわっている時、ふと前方ビルの屋上に人が登っているのが見えた。
自殺志願?
あんなところに人影が見えたら誰だってそう思うだろう。
しかし、まわりはいたって平静。
ん、よく見ると、別のビルの屋上にも人が登っている。
時折その足元からざざざっと雪が落ちてくる。
ははあ、雪下ろしをしていたのだ。
それにしても、彼らは命綱をつけている様子は、ない。
怖くないのだろうか?
また、雪が落ちてくるのを下で注意しているような係り員はいない。
町を歩いていて突然アタマから雪が落ちてきても気にならないのだろうか?
「あのぐらいの雪のうちに落としておかないと、もっとカチカチになって危ないんですよ」
ま、それは納得できますが。