ルオストを出発してロバニェミのサンタ村へ。
夜、夜行列車・サンタエクスプレスへ乗車。
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写真は、ルオストで宿泊したスカンディックホテルの客室キャビンの扉を開けたところに設置してある灰皿。
フィンランドは厳しく禁煙法が施行されていて、ホテルの自室といえども多くは喫煙が出来ない。家一軒のようなこんなキャビンでもそうだ。
なので、「ちょっと一服」という人はコートを着て震えながらタバコをふかしている。夜中でもそういう人を実際みかけた。
こういう時にやりがちなのが、鍵の締め込み。
ドアがガチャンと閉まってしまってから「あ!しまった」と思っても、ここは普通のホテルと違う。
レセプション(フロント)は、雪道の坂を上っていった先にある。軽装なら実際凍えてしまう。さらに、最小限の人員で運営しているこういうホテルでは夜遅くや朝早くにはレセプションにさえ人がいないのだ。
そんな時の為に・・・灰皿の上にちゃんと看板があった。
「もし、鍵を閉めこんでしまったら、夜にはレセプションに人が居ないのでこちらまでお電話ください・・・」