朝6時半過ぎがこの時期のアブシンベルの日の出時刻である。
砂漠とはいえ、湖のあるこの場所はいつでもこんな日の出がみられるわけではない。信じられないようなもやが一面に立ち込めた朝もあった。すべては自然という神の配剤。
今日のこの日に感謝する。
8時15分のフライトでアスワンへ。
待ち合わせの時間を利用してフィラエ島の神殿を見学。
続いてカイロへのフライトも無事予定時刻に飛び、15時にはカイロ空港に到着。
16時半前に空いたカイロ考古学博物館へ入場。
この「空いた」というのが大事なのである。その為に午後、それも閉館前の二時間で見学するスケジュールを組んだのだ。
・・・それにしても・・・
カイロ考古学博物館の閉館時間は19時なのに、18時半には館内の客を全員入り口に追い詰める係員にはうんざり。自分達が早く帰りたいということなのだろうが、あまりに露骨。