
7月にロシアにご一緒した旅メンバーが所属するクラシックの合奏団のコンサートへご招待いただき、はじめて聴かせていただいた。
楽団のホームページは下記
http://www.za.em-net.ne.jp/~uraita71/雅楽のプロも中核メンバーにおられるという、腕利き揃いの「プロでもアマでもない」音楽集団のよう。
会場は芝・増上寺本堂の地下にあるホール。
へぇ、こんなところにこんな場所があるんだ。
前半は
ヴィヴァルディ時代のコレルリなど。
かなりバロックな音楽だなぁと思っていると
後半、
最初にモーツァルトの「セレナーデ��6」で、いっきに華やかな演奏となった。曲が明るいしアイデアに満ちている。ヴィヴァルディ時代の音楽が急に古めかしく思えてくる。
また、この曲の演奏、第一バイオリンの方が実に楽しそうに弾いておられたのも印象的だった。やっぱり同じ演奏するなら、あんなふうに楽しそうにやりたいもの。
そして、この日いちばん心に残ったメロディはPietro Mascagni: Cavalleria rusticana - Intermezzo ピエトロ・マスカーニが自らのオペラの幕間の為に作曲した「インテルメッツォ」であった。
シンプルながらあまりに美しい。
百二十年前、マスカーニの心に流れた旋律がそのまま現代のわれわれの心に届いてくる気がした。
「有名な」「大物」プロ演奏者がただ営業用に出す音よりも、身近な楽団が心をこめて奏でる音の方が、時としてわれわれの心に届く。心に届く音楽というのは、別にバリバリの芸達者プロによってだけ生み出されるものではないのだ。