プラハ市内観光の一日
プラハ城でバスを下車した後は、例によってずっと徒歩。
昼食はカレル橋近くの、英語なら「マイケル」と読むレストラン。
「チェコ風お好み焼き」と日程表にも紹介してあったブランボラークがおいしかった。これはいわばポテトケーキ。一見するとチヂミのようでもある。
午後は自由。ご希望の方をパレスホテル目の前の「ミュシャ美術館」へお連れする。
夕食は市民会館の地下にあるビヤホールにて。
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ビヤホールで突然この写真のちょっとかわった格好の人が登場。
「あ!、えぇっと、あの人だよ」と思い出そうとするが思い出せない。これはチェコ人なら誰でも知っている小説の主人公の戯画なのだが・・・。
結局その場では思い出せなかった。
ホテルに帰りやっと出てきた。
小説家ハシェックによる「善良な兵士シュヴァイク」の挿絵の人物。描いたのはヨゼフ・ラダ。
「チェコ人なら誰でも知っている」と思っていたが、第一次世界大戦時の兵士を描いたお話なので、現代の子供たちはそれほど読まれなくなっているようだ。
「日本人なら誰でも知っている」と思っていた森鴎外だけれど、実際若い世代の日本人がどれだけ読んでいるだろうか?