7月から忙しいスケジュールだった。
ロシア、アイスランド、イギリス、アメリカ西部大自然、南フランスのローマ、おいしいオホーツク、いやさか会プラハとイタリア、スペイン。
このうち五本が《手造の旅》だったのだ。
訪れる場所についてはできるだけ予習はしていくけれど、今回ははじめていく場所も多く、行ってから「そうだったのか」と思う場所もたくさんあった。
その場所にいる間に資料を読んでいて「そうだったのか」と分かればすぐに確認しに行く。しかし、帰ってきてから資料を調べていてあらたに「そうだったのか」に出会うと、これを確認しに行くことはそう簡単ではない。
この写真は南フランスのローマ起源の街ヴェゾンの町並み。しらべていくうちに、この路地の先にもうひとつ歴史ある教会があった事がわかってきた。
ヴェゾンは日本のガイドブックには名前さえほとんど載らない。もちろんパッケージツアーでは入っていない。
ううう、果たしてこの先の旅人生において「この道の先に」行くことが出来るだろうか。