市内から13キロに位置するマドリッドのバラハス空港。
新しい空港はごらんのようなモダン建築。
フィレンツェ生まれの英国人建築家リチャード・ロジャースによる設計で、2006年この建築でイギリスで最も権威ある建築賞を受賞した。※調べてみるとパリのポンピドーセンターも彼がレンゾ・ピアノと組んでのものだと出ていた。ずっと前から彼の作品は見ていたわけだ。
賞を受賞しているから言うのではなく、この空港は視覚的に美しく楽しくできている。この写真のように出発エリア階から到着する荷物ターンテーブルが見下ろせる。
旧バラハス空港を記憶している者にはほんとうに「生まれ変わった」空港である。
ヨーロッパにおける乗降客数が11月3日の日本の新聞に載せられていたが、マドリッド・バラハス空港は四位であった。一位ロンドン・ヒースロー、二位パリ・ド・ゴール、三位フランクフルト・マインは予想していたが、アムステルダムを抜いて四位になっていたとは知らなかった。スペインは投資成果があったということだろうか。
ここを出発して成田空港に到着すると・・・我彼の差に愕然とする。まぁ病院のような白くて愛想のない壁、低い天井。都心から76キロ。