午前、モニュメント・ヴァレーをゆっくりまわる。
昨年も一緒だったウィリーさんの案内で、笛の音もまた美しかった。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20080328スージーさんもお元気だった。
が、二年前はぽつんと一軒土造りの家(ホーガン)があるだけだったのに、今日訪れてみるとちょっとしたお土産販売所ができていてびっくり。
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午後、予定にはなかったが、ナバホ・ナショナル・モニュメントを見学。
インフォメーションセンターから岩の上の歩道を十分ほど降りてゆくと、この写真のように、谷を挟んだ向こうの岸壁にあるナバホ族の住居跡が見下ろせる。
ナバホ族が13世紀後半に暮らしていたとされる。
谷底の向こうのその場所まではとても歩いていけないが、こうした隠れた場所にアメリカ先住民の文化がちゃんと残っている事を知ると、アメリカ大陸が現在実質的に白人支配となっている歴史を考えてみたくなる。
アメリカインディアン(この呼び方は差別用語と言われるが、実際けっこう現地の本や案内板にもこう書かれている)は顔かたちが日本人にとてもよく似ていて、彼らも日本人に親近感をもってくれている。
こんなガイドブックにも載っていない場所でも日本語の解説用紙が用意されていた。
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午後早くにページの町に到着。
グランドキャニオンの上流につくられたグレンキャニオンダムを見学。フーバーダムよりも大きいコンクリートの壁と、その向こうに広がる蒼いパウエル湖。
夜はメキシコ料理にした。