エジンバラ城のミリタリー・タトゥーの中で、最後の方にヘンリー・アリングハム氏を称えるコーナーがあった。
見ているときにはこの人が今年113歳で亡くなった人だという事だけしか分からなかった。ホテルに帰ってからネットで調べてみると、いろいろ面白いことが分かった。
第一次大戦に参加した兵士の最後の生き残りであった。
さらに英国空軍の創設時からのメンバーでもあった。飛行機を実際に兵器として使用したのは第一次大戦がはじめだから、確かに創立メンバーなのだろう。
彼は何年も英国第一の長寿男性だったが、世界一の長寿男性になったのは亡くなる今年になってからだった。 彼の前に世界一だったのは日本人のタナベトモジさん。トモジさんが今年6月19日亡くなった後、一ヶ月だけだが長寿世界一になったのであった。
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元兵士を追悼する。
ミリタリー・タトゥーはその名の通り、基本的には軍楽隊の祭典なのである。