朝6時の羽田、ホテルの窓を激しく叩く雨音。
外を見ると土砂降りの大雨だった。
幸い濡れずにシャトルバスで空港へ。
離陸して雲の上に出ると明るい日差しが窓から入ってきた。
女満別空港に降り立つと、そこはまるで別の国に来たような素晴らしい青空。
「数日前までずっと雨模様だったんですよ、今日は久しぶりのお天気です」迎えに出てくれた方が嬉しそうにそう言った。
今日と明日は、この秋に企画している《手造の旅》はじめての国内バージョン「おいしいオホーツク4日」の為の下見・ご挨拶まわり。
まずは知床半島の観光ベースのひとつであるウトロへ向かう。
途中、突然碧いオホーツクの海が見えてきて、とても遠いところまで来た感慨がわいてきた。
それは、パリやローマの空港で感じるよりももっともっと、遠くに感じたのだ。
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写真は津別峠から見た屈斜路湖