フランスの旅の途中、山形から来られていた方にいただいた「だだちゃ豆せんべい」、はじめてでした。
おいしかったので調べてみる。
以下、オンラインショップの説明から引用。
↓
「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」という意味です。その昔、鶴岡の殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と訊ねた事から、だだちゃ豆と呼ばれるようになったという説は有名です。また、福島県伊達郡から豆を持ち込んで作った「伊達の茶豆」から「だだちゃ豆」に転じたという説、表面が毛で覆われているためだだちゃ豆と言われるようになったと、いろいろな説があるようです。
↓
土地や時期を選ぶ食材だそうで
いわば山形のブランド食材のひとつ。
http://www.kitaboshi.com/tokusan/guide/dadacha.html**
その土地・風土でしか作ることの出来ないおいしいものというのは、最大の強みである。地方の再生というのは誰もが分かっているようにこういう長年その土地で培われてきたものが軸になっていくにちがいない。
フランスワインが格付けされ世界的に有名になるきっかけは、19世紀後半にナポレオン三世が万国博覧会のPR商品としてシャトーを選別した事にはじまるそうだ。
フランスでは今ワインだけでなくチーズや肉にもAOC《生産地限定呼称》を認定してその振興を後押ししている。
日本でも大分からはじまった「一村一品運動」この方、行政も地方特産品に力を入れている。その数はきっとフランスのチーズ品種にも負けないぐらいあるに違いない。
特に日本全国栽培できる「米」を原料にしたせんべいは、きっと全国どこに行っても様々な種類が存在する。
この先出会っていくだろういろいろな煎餅が楽しみである。
山形産ひとつ!発見。