NH205便にてパリ到着。
18時半には北部環状線に近いラ・ヴィレット地区のホテル到着。
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観光客などほとんどやってこないラ・ヴィレット地区も歩いてみればけっこう面白いものがある。
特に以前から気になっていたこの写真の球体は一度間近で見たいと思っていた。
ホテルに荷物を置いたらすぐに数人で散歩に出かける。
元食肉処理場、つまり屠殺場だった場所を再開発で整備して、パリの学生たちが郊外学習にやってくるような博物館施設をあつめた場所になっている。元の市場だった鉄骨の建物だけがその面影を留めている。
お目当ての球体はすぐに分かった。
近寄ってみると直径36メートルの銀色に輝く球体はかなりの迫力。それが「そこにある」と知っていた自分はそうでもなかったが、一緒に散歩した面々は予期しなかった物体にちょっとびっくりしてもらえたようだ。思うツボ(笑)。
1970年代に開発されていった場所なので、今となっては古臭く感じる場所。
今後もたまたまこのエリアのホテルになることでもない限りはきっと来ない。
中心部から遠いホテルにあたっても、そこにあるものを楽しむ努力を惜しまなければなにかしらの収穫はあるのである。