へえぇ、チェコにも炭酸せんべいがあったんだ。
箱の写真は、温泉の前に集う19世紀のいわば湯治客。プラハから西へ日帰りできる距離にカルロビバリという温泉地がある。
ドイツ語ではカールスバート=カールの温泉という意味で、その名の通りカレル4世が狩の折に見つけたとされている。19世紀から社会主義時代に至ってもたくさんの有名人が滞在した場所であった。
しかし、あまりに有馬温泉の「炭酸せんべい」とそっくりな形状なので、「炭酸せんべい」自体の作り方に興味を持った。以下、有馬温泉のサイトにあった「炭酸せんべい」の作り方である。
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小麦粉、砂糖、でんぷん、食塩、重曹を混ぜ合わせます。
そこに有馬温泉の炭酸泉水を加えて、さらに混ぜ合わせます。
専用の型に流し込んで焼き上げれば、できあがりです。以前は手焼きしているところもありましたが、今は機械で焼いているところがほとんどのようですね。
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ははぁ、やはり天然の炭酸温泉を使うことがポイント。
有馬温泉が、ヨーロッパ風のお土産として開発して日本でも知られるようになったというわけだ。
食べてみると、食感は同じだが間に挟まれているクリームの味が日本のものとは違う。甘いけれど、お好きな向きには癖になるレトロな味わいであります。ま、チェコ訪問の際には一度お試しあれ。