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ウィーン楽友協会「黄金の間」でプレートル再び
2009-05-06
午前、シェーンブルン宮殿グランド・ツアーを含むウィーン市内観光。老舗レストラングリーヒェンバイゼルで昼食の後、ハイリゲンシュタットのベートーベン「遺書の家」へ。市内へ戻りシュテファン大聖堂の塔へ上り、フィガロハウス、ケルントナー通りを経てリング通り沿いのメリディアンホテルへ帰着。

19時からはウィーン楽友協会「黄金の間」でのコンサート。
●ベートーベン、交響曲第七番
●ドビュッシー、ノクターン
●ラベル、ダフニとクロエ
指揮はジョルジュ・プレートル

**

ジョルジュ・プレートル氏の指揮を見るのは、二年前パリのバスチーユオペラ座でマーラーを振っていたのに続き二度目となった。
※2007年パリでの時の事は下記にて。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/news/

今年で85歳、来年2010年のニューイヤーコンサートも振ることになり、いよいよお元気である。

一曲目、それがベートーベンの七番だったので一瞬不思議な気がした。日本ならば当然最後に持ってくるだろう曲だろうから。

昨年日本のテレビドラマ「のだめカンタービレ」の主題曲にもなり、いっきにポピュラーになった明るいメロディー。

プレートル氏の指揮はかるく楽しげ。時にほとんどリズムをとるだけでオーケストラにまかせている。軽快なメロディーはどんどんすすみ、わかりやすいクライマックスがやってきて、指揮は熱を帯びる。

ダダン!と曲が終わると、観客全員から待ちかねた拍手が沸きあがった。

・・・確かにこれはすばらしかった。
しかし、この晩、ベートーベンは前座に過ぎなかった、と後になって感じさせる演奏が待っていたのである。

※仔細はメール通信にて



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