
マーストリヒトに近年オープンしたという本屋。
外観はまったく教会のまま。外壁にも1294年の教会であるというプレートがかかっている。
オランダはプロテスタントの国としてカソリックスペインの支配から離脱した。しかし、マーストリヒトまで来ると(ここはオランダでも一番南になりフランスやベルギー南部とも近い)、カソリック教会が多くなってくる。町の中に両派の教会が混在しているのである。
本屋になってしまったこの教会の建物も、はじめはカソリックとして建てられたが、その後の歴史の中で廃寺になってしまったのだろう。
すぐとなりに左に隣接しているのは元修道院かもしれない。
ナポレオン支配の時に多くの修道院は廃止されている。
現在ヨーロッパの人気書店投票でトップになっているのだそうだ。