昨年10月のボスニア、クロアチアの旅参加メンバーの写真会企画が拡大して、一泊二日の国内旅行となった。メンバーのお二人が尾道・広島から来られていたのでこんな企画になったのである。
全体のルート設定やバスの手配まで地元の伝手でおねがいした。ということで、今回は小松もお客さんであります(笑)。人数も途中増えたり減ったり、それでも最大12名であります。
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朝9時20分に広島空港に到着。
心配していた雪はなし。
バスで尾道へ移動し、ロープウェイで千光寺上の展望台へ。
幸いこの写真のすばらしいお天気。空気は冷たいが風もなくきりっと美しい瀬戸内海の海が見張らせた。
尾道水道をはさんで向島。そこを走る「しまなみハイウェイ」が見える。
下山は歩いて。
千光寺から「文学の小道」を下り、市街地の商店街へ。
ここらの話は前回来たときに少し書きましたので、そちらもご覧ください。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20050622http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20050621商店街では帆布を使った「尾道帆布」などを覗きながらぶらぶら歩き、藤半という店で鮨。ツアーメンバーの昔からのお知り合いということで、我々のためにすばらしい素材の鮨を用意していただいていた(これも別の日の日記で紹介したい)。いつもは入っていないアサリ入りの味噌汁がそれはそれはおいしかった。
食後バスで5分ほどの浄土寺へ。
ここは尾道の寺院群のなかで最も古いといわれるもので、聖徳太子の建立と伝えられる。多くの建築はなんと14世紀に再建された当時からのもので、国宝の建築が二基も境内にある。それでいてそういう壮麗華美なものでは全くなく、たたずまいは素朴である。
この境内で子供の頃お祖母さんとよく遊んでいたという方と、三年前にスイスへ御一緒した。今は足が痛くなってしまい、今回の一泊二日も全行程参加は無理という事だったが、このお昼の時間だけわざわざ出向いてくださった。私の尾道に対するイメージはこの方のお話で決まったと言って良い。いわば恩人であります。
一時間ほどの見学の後、バスで「しまなみハイウェー」を利用し、橋をいくつか渡り、最近出来た平山郁夫画伯の美術館へ。彼が瀬戸内のこんな小さな島の出身だったなんて知らなかった。
館長自ら御説明いただき1時間ほどの見学。
再び「しまなみハイウェー」で尾道へ戻り、17:01新尾道発のこだま号にのり広島で在来線に乗り換え。この在来線の混雑といったら、都心のラッシュアワー顔負けでびっくり。
宮島口駅へ到着した時にはすっかり暗くなっていた。
18:30JRフェリー乗船。船上から近づく真っ黒な宮島の山と、遠くに見えてくるはずの赤い大鳥居をさがす。
十分で対岸の宮島へ到着。
宮島グランドホテル「有もと」から迎えのマイクロバスに乗りホテルへ到着。19:20広すぎる宴会場で(笑)夕食。
夕食後ライトアップした大鳥居を見に散歩にでた。
続く・・・