武蔵野線沿いの越谷に出来た日本最大のショッピングモールに行ってみた。

巨大な駐車場があり、入り口に噴水があって店内の見取り図が配置されている。吹き抜けの明るい店内は見通しがよく分かりやすい。

ジャスコ、ユニクロ、ヴィクトリア、いろんな大手チェーン店がずらりと並ぶ。衣料、食料、おしゃれ雑貨、百円ショップ。レストランも選び放題、最上階にはフードコートがあって自分で好きなファースト・フードを買って席につくことが出来る。

日本で初かぁ・・・しかし、待てよ？
こんなスペースどこかで何度も見ているような気がする。
そうだ、これってアメリカの地方都市ならどこにでもある巨大なショッピングモールとそっくりだ。

東海岸の歴史ある都市でも、郊外へ出るとこういう巨大モールが建ち並んでいる昨今である。　昔ながらのレンガビルが建つダウンタウンは寂れていき、快適なこういうモールへ買い物に来てしまう。
雨が降っても、冬でも夏でも、車に乗って巨大な駐車場の併設されている場所を目指すのを責めるわけにはいかない。

しかし、旅する目から見るとこういったモールはなにも面白くない。それぞれに町の歴史を感じさせる通りがあり、それぞれ違う個性を見せている町にこそ魅力を感じる。

いったいこのモールでしか楽しめない事って、あるんだろうか？